8月6日 弘前市→鶴田町(19km)⇄五所川原市(電車)



午前中は、弘前駅前の駐車場でデータ整理。


電車が発車する度に流れる津軽三味線の音色が心地よい。


午後、弘前駅前駐車場を後にし、道の駅「つるた」に移動。


この道の駅は、JR鶴泊駅徒歩5分という好立地。直売所も設置されており、地元の農家が個々に販売カゴを設置して商品管理を行うというスタイルようだが、そのカゴの多さに圧倒される。

車に戻り、しばし休憩。

身だしなみを整え、鶴泊駅へ。


JR五所川原線「鶴泊駅」は無人駅。

「五所川原立佞武多(たちねぷた)」開催期間限定の臨時列車に乗って、五所川原へと向かう。

津軽平野の中心にあるこの街は、青森市、弘前市と並んで「ねぶた(または、ねぷた)祭り」が有名である。

ここの特徴は立佞武多(たちねぷた)という、人形が立った姿で屋台の上に鎮座している。


昨日に引き続き、場所取りのため、ねぷた運行開始2時間前に現地に到着。

場所取りをしている人がいれば、その近くに陣取るつもりだったが、スタート地点にあたる交差点に行くと椅子が並べられており、1席1000円と弘前に比べて安かったので、お金を払って2人分確保することに。


ねぷたスタート地点の近くに「太宰治『思ひ出』の蔵」があるという事で、行ってみることに。


ここは、太宰の幼少期に母の代わりとして育ててくれた叔母の住居であった蔵が再現されたもので、太宰のゆかりの品が展示されており、太宰の『思い出』や『津軽』に登場する、五所川原と太宰の関わりなどについてのビデオを見ることができる。


確保した席に戻ると、周囲では焼き鳥や焼きそばの香ばしい匂いに包まれ、缶ビールを飲む観客の姿も見え始める。そこにKY夫婦も参戦し宴会開始。

気持ちが良くなってきたところで、五所川原ねぷたの特色である「高さ20mの立ちねぷた」が登場。


席の背面側の道から登場してきたので、上手く正面からの写真が撮れず。

コースを一周し、スタート地点へと戻ってきた時に、正面からのアップ写真に再チャレンジ。
このような巨大な立ちねぷたは3台あり、あとは中くらいのねぷたがそれに続く。


神武天皇や水滸伝、山中鹿之介など歴史上の人物を描いたねぷたが、スタート地点からコースを2時間近くかけて一周し、勇壮な太鼓のリズムに合わせて「やってまれ、やってまれ」という掛け声が響き渡る。

昨日の弘前ねぷたに引き続き、今日もねぷたの行進中は天候に恵まれた。

行きと同様、臨時列車に揺られ、鶴泊駅へと戻ったKYでした。(K Y)

キャンピングカーで日本一周

キャンピングカーで日本一周の旅に出ています。夫婦二人、各地の歴史や文化、暮らし方を学びながら旅しています。

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