5月8日 吉野ヶ里遺跡で、弥生人の世界に浸るの巻 ①


今日は、「吉野ヶ里歴史公園」を散策する。

ここは、1986年からの発掘調査により発見された「吉野ヶ里遺跡」が、歴史公園として一般公開されている施設だ。

日本の弥生時代は、紀元前5世紀頃から紀元後3世紀頃の間の、約700年を指す。

吉野ヶ里遺跡は、その全期間にわたっての遺物が発見された遺跡として、日本で唯一とされる。

歴史公園はとにかく広い。


メインは「環濠集落ゾーン」と呼ばれる、堀に囲まれた集落跡のエリアだが、弥生時代の森の再現を目指した「古代植物の森」や、子供向け遊具などがある「遊びの原」などもあり、家族づれにも一日中楽しめる施設となっている。

我々は、メインの「環濠集落ゾーン」を散策することに。

有料駐車場に車を停め、ゲートから、天の浮橋を渡って環濠集落エリアへと入る。




ここは弥生時代の全期間の遺物が出土する遺跡だが、ここでは紀元後2世紀頃、今から1800年ほど前の集落を再現している。



入り口には「乱杭」が立ち塞がる。




入り口近くにある「弥生くらし館」で、当時この集落で生産されていた品々(布・丸木舟・楽器・装飾品など)に関する簡単な説明がある。

ここでは、さまざまな体験プログラムがある。

特に楽器は、当時から土笛や琴、銅鐸などが演奏されていたわけで、なかなか風流である。

時間があれば、参加してみたいプログラムばかりだ。


今日も、屋外テントの中で、勾玉を真剣に削っている家族づれがいた。



他にも、ここでは出土した甕棺の補修作業が行われていた。

キャンピングカーで日本一周

キャンピングカーで日本一周の旅に出ています。夫婦二人、各地の歴史や文化、暮らし方を学びながら旅しています。

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