日南海岸の絶景スポットにある道の駅「フェニックス」は、朝から観光客で賑わっている。
今日は、一日中曇り空が続きそうだが、雨に降られることはなさそうだ。
宮崎は、かつては日本のハワイと呼ばれ、新婚旅行のメッカであった。
ピーク時の1974年には、約37万組のカップルが訪れたという。
今日、一行が目指すのは、日南海岸国定公園の玄関口といわれている「青島」。
ここは、「鬼の洗濯板」とよばれる奇岩に囲まれた1.5kmほどの小さな島である。
こんな島、見たことがない。
そして、また、ここは神話の海幸彦、山幸彦伝説が残る島なのであった。
下調べをしていたので、無料の公営駐車場は、すぐに見つかった。
島に渡る橋近くには、有料駐車場の呼び子がいて、「こっち、こっち」と手招きをしているという。
誘導されるままに入ってしまうと大変。
一旦、橋へ向かう小径を確認し、そこから無料駐車場へと戻ると、案の定、道中には呼び子のおばさん達が手招きをしていた。
公営駐車場に車を停め、歩いて5分ほどで橋のたもとに到着。
ギザギザした岩の上に立って、遊んでいる子供もいる。
Yも童心に帰り、波乗り🏄♂️気分。
岩の上には、こんな摩訶不思議な模様も。
人工的に造ったのではないかと疑うほど、精巧に刻まれた一直線のラインが続いている。
前方に、青島神社の鳥居が見えてきた。
海岸を背景にして、神社を撮影。
参道が砂地という神社は初めてだ。台風の時、どうなるのかと心配になる。
参道入口のお店の前で、山幸彦さまがお出迎え。
門をくぐり、青島神社を参拝する。
ここは、恋愛祈願を前面に打ち出し、商業化したお守りやグッズ販売を行っている。
誰が買うのか知らないが、「男」「女」というお守りも。
先日、飫肥で射的の面白さを知ったYが、社務所の隣にあった射的に挑戦。
矢が筒に入れば、入った項目のお守りが貰えるという。
Yが狙ったのは、なぜか「恋愛」。
当然、しつかりハズす。
参道に出た帰り際、お店の看板に注目。
「日本最古の和製チーズ『蘇』」フレーバーというキャッチコピーに惹かれ、思わず購入。
甘すぎず、あっさりとした素朴な味わい。
車の侵入は関係者以外禁止。
島の入り口からトゥクトゥクが走っているが、30分もあれば徒歩でも充分往復できる距離。
アトラクションとして、砂丘でラクダに乗るようなものか。
風が強くなってきたので、急いで橋を渡り、元来た小径へと戻る。
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