2019.04.22 13:574月10日 山都町 →椎葉村[映画『しゃぼん玉』ロケ地を街ブラ]→南阿蘇村(146km)③この村を訪れた理由は、もう一つある。それは、昨年亡くなられた女優・市原悦子さんの遺作となった映画「しゃぼん玉」の舞台となったところだからだ。
2019.04.22 03:454月10日 山都町 → 椎葉村[椎葉民俗芸能博物館]→ 南阿蘇村(146km)①今日は、昨日の行程がハード過ぎたため、ここ道の駅「清和文楽邑」で少しゆっくりしようかとも思っていた。しかし、天気予報では今日の午後あたりから天候が崩れ始めるということなので、午前中のうちに難所を通過しておこうということになり、以前から予定していた椎葉村を訪れることに。宮崎県北部の九州山地中央部に位置する椎葉村は、村全体が標高1000m〜1700m級の山々に囲まれ、山の中腹域の緩斜面に点々と集落が存在している。国の天然記念物・八村杉があったり、日本で唯一焼畑農業を継承している農家があったりと、自然と共に育む伝統的な暮らしが残存。村内の26地区で国の重要無形民俗文化財「椎葉神楽」をはじめ、「ひえつき節」を代表とする民謡や民話等、古くから伝わる慣習や伝統文化...
2019.04.06 03:443月30日 宮崎の悲哀〜西南戦争と分県運動〜昨日、宮崎県総合博物館を見学した際、宮崎の「分県運動」についての展示があった。それによると、廃藩置県後の一時期「宮崎は鹿児島県の一部だった時期があった」というのである。「分県運動」とは、宮崎の鹿児島からの分離独立を求める運動であったのだ。
2019.04.04 02:153月28日 日南海岸国定公園〜青島を歩いてみた〜② [宮交ボタニックガーデン青島]青島から駐車場に戻る途中、ふと覗いた小道の樹木に、ピッタリと貼りついた植物が気になった。まるで押し花でもしたように、平らに樹木の表面を覆っている。
2019.04.04 01:273月28日 日南海岸国定公園〜青島を歩いてみた〜①[鬼の洗濯板・青島神社]日南海岸の絶景スポットにある道の駅「フェニックス」は、朝から観光客で賑わっている。今日は、一日中曇り空が続きそうだが、雨に降られることはなさそうだ。
2019.04.02 13:163月27日 日本最大級、歴史とロマンの「西都原古墳群」を散策するの巻日本最大級の古墳群といわれる「西都原古墳群」へ。西都原古墳群は、今から約1700年前の3世紀前半から7世紀前半にかけての古墳時代に造営され、東西2.6㎞、南北4.2㎞の広大なエリアに、前方後円墳31基、円墳279基、方墳1基、地下式横穴墓11基、横穴墓12基、合計300余基の古墳が点在しているという。南九州地方に多い古墳時代前期の「柄鏡形類型」前方後円墳と、地域を統括する首長の墳墓が、ほぼ同時期に形成されているというのが、この古墳群の特徴である。
2019.04.01 05:393月24日 天岩戸神社の神主さんのお話について、考えてみた昨日、天岩戸を見学させていただく際に、神主さんが神話の話、解釈をお聞かせくださったのだが、その中身について、「あれ?」と思う箇所が、いくつかあった。ネットで検索してみると、他にも我々と同じような感想を持たれた方がいらっしゃるようだった。神主さんが話された内容とは、神話で神といわれているのは、実は人間であり、死んだ後に神の崇め奉られるようになった。菅原道真、乃木希典、明治天皇、みんな人間。同じように、天照大神も人間だった。それは九州の人間ならみんな知っているが、本州の人間が神にしてしまった。天照大神が岩戸に隠れて、世界が暗闇に包まれたというのは、阿蘇山が噴火した噴煙で、何も見えなくなったからであったからで、天照大神とは関係ない。神武天皇は、高千穂の峰で生...
2019.04.01 00:003月23日 高千穂町[高千穂峡・天岩戸神社]〜神話の世界に浸るの巻〜炭焼き小屋見学を終えた一行は、神話の世界、高千穂へと向かうことに。途中、棚田や、立派なアーチ橋が見える。
2019.03.30 09:193月23日 〜日向備長炭の炭焼き小屋(奥井製炭所)を見学するの巻〜今日は、奥井夫妻が営む「奥井製炭所」の作業場を見学させてもらうことに。ここ美郷町は、宮崎県北部の山あいにある、人口約5000人の緑豊かな山村である。国道沿いに流れる耳川は、水量が豊かで水面は碧く光り、思わず見とれてしまう。この町は林業が盛んで、国道を走っていると、大きな丸太を山のように積んだトラックと何度もすれ違う。もともと宮崎は炭焼きが盛んで、中でも地元で生産される備長炭は「日向備長炭」と呼ばれ、紀州備長炭、土佐備長炭と並ぶブランドとなっている。奥井製炭店の炭焼き窯は、自宅から車で10分ほどの山道を少し登ったところにあった。炭焼き窯の実物は初めて見たが、一見するとまるで古代の遺跡のようだ。