沖縄の守り神シーサー。
街のいたるところで見かける、この伝説の珍獣。
魔除けとして 、一体で置かれることも多い。
これは、那覇の繁華街国際通り「牧志」(モノレール駅)近くにある巨大なシーサー。
シーサーは、屋根瓦が一般家庭に普及し始めてから、屋根の上にも上がるようになったそうな。
このシーサーは、コンビニの駐車場へ向かって、SECOM的働きをしているとみられる。
シーサーには、こんなおふざけテイストの物もある。けつこう自由度が高い。
こちらは、首里城を守るシーサー。
鎧をまとって、いかにも「お城を護衛してます」という感じ。
これは、守るというより威嚇している感じ。
このまま襲いかかってきそうで、あまり夜は見たくない。
このシーサーは、「石敢當」という災い避けの石の上に置かれているという強力なもの。
その相乗効果はハンパない、はず。
これは、石を彫ったシーザー。
背中部分が平らになっているので、この上に子供が乗れる遊具的な存在。
次は、琉球村の入り口付近にあるシーサー。
これは、かなり獅子に近い感じ。番犬スタイルで村を守っているようだが、
観光客を迎える場所でもあるので、あまりウェルカムな雰囲気とはいえないかも。
このように、阿吽像一対で置かれることもある。
一般的には、右側の口の開いた方が雄で、福を招き入れ、左側の口を閉じた方が雌で、あらゆる災難を家に入れないといわれているそうな。
下は、糸満市「平和祈念資料館」の入り口のお行儀よくお座りしているシーサー。
続いては、沖縄そばの店内で見かけた、ユニークなシーサー。かなりお茶目。
これは、お洒落なマンションの壁の上に置かれたシーサー。
夜になるとスポットライトを浴びて、さらに存在感を増すに違いない。
重厚なビルを守るシーザーは、やはり緊張感のある面持ち。
耳が尖っていて、万全のセキュリティ感が伝わってくる。
通りすがりの民家の門柱の上、一箇所にまとめて配置するという構図。
道路沿いなので、これがベストポジションなのかも。
お次は、抱き合うパターン。
公衆トイレの上なので、あまり守る気なし? ダメじゃん‼︎
日本の本州にある獅子の顔は四角四面で面白みに欠けるが、沖縄のシーサーは種類が豊富。
個性豊かで自由度が高く、興味がそそられる。
沖縄を離れる時には、コンパクトサイズでいいから、一つお気に入りのシーサーを見つけ、守り神として持ち帰ろうと思っている。
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