依然として、Yの咳は治らず。
名護周辺の大型スーパー駐車場と近くの公園にて、療養生活は続く。
車内では、相変わらずのDVD三昧。
本日の一作目は、寅さんのもう一つの沖縄編かと思っていたら、奄美大島と奄美群島の加計呂麻島で収録されていた「男はつらいよ 紅の花」。
ロケ地の奄美大島、加計呂麻島は鹿児島県ではあるが、本州育ちの私達が想像する沖縄の風景、暮らしぶりは、こちらの島にあるのかもしれない、と想像する。
沖縄から鹿児島へ渡フェリーは、いくつかの島を経由して行く。行きは経由地に立ち寄らず、ストレートに沖縄まで来てしまったが、帰りは是非、寄港地の島々に立ち寄り、それぞれの島の文化、生活に触れてきたいと思った。
続いては、琉球王朝を舞台に繰り広げられる時代劇、NHKの連続ドラマ「テンペスト」。
中国・清朝、満州国、近代と、時代に翻弄された溥儀の生涯を描いた「ラストエンペラー」や、
朝鮮・李王朝を舞台としたフィクション「チャングムの誓い」といった、アジア各国の宮廷を舞台とする映画やドラマを彷彿とさせる場面展開。
主人公の仲間由紀恵扮する真鶴は、宦官として性を偽り王府の役人となり、難題を次々と解決してゆくが、出世を疎む敵の謀略で八重山に流刑される。
流刑地から宮廷に戻るため、今度は女として宮廷に戻り、琉球国を守る道を選ぶが、その美貌と才覚により側室として招かれ、夜は側室・真鶴として一人二役をこなす身となり、薩摩と清国の狭間で揺れ動く琉球王国の王宮の中枢で、独立国としての主権を守ろうと、迫りくる欧米列強に立ち向かう。
このドラマは、登場人物が織りなすストーリーがフィクションとなっており、時代背景はノンフィクション。
王宮の登場人物の役職名や呼び名、その仕事内容。王家の第一王女の役職、宮廷の占い師・聞得大君(きこえおおきみ)。八重山への島流しの状況。宮廷の暮らしぶり。歌や踊り、織物、歌詠みといった宮廷文化。庶民の生活、ユタの占い、遊女のジュリと、琉球王国の文化や、外交の歴史のアウトラインがわかる内容となっている。
ここいらで、本格的な琉球王朝のノンフィクションドラマが見たいものだ。
沖縄の皆さん、是非ともよろしくお願いいたします‼︎
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