1月7日 国頭村→本部町[ジュラ紀温泉 美ら海の湯]→今帰仁村(67km)


6日はYが風邪気味ということで、大事をとって移動もせず休養したが、7日になって、食欲も回復。

これなら温泉とサウナで、たっぷり汗をかいて風邪菌を退治してしまおうということになり、入浴料一人2,150円と多少お高めではあるが、比較的近場の「ジュラ紀温泉 美ら海の湯」で温泉に浸かることに。


お世話になった道の駅「ゆいゆい国頭」に別れを告げ、


本部方面へと車を走らせる。

道中、辺野古へ土砂を搬入する琉球セメントの搬入口で抗議活動を行う反対派の拠点前を通過。


地元住民の方々の(沖縄アクセントの)抗議の声が鳴り響く。



土砂を運ぶトラックも多いが、港付近に待機する土砂運搬船も5,6艘有り。
前回通過した時よりも増えているようだ。


琉球セメントの敷地内では、ひっきりなしに山を切り崩す作業が続き、運搬作業が続けられている。

そのせいか、この辺りの空気は、いつ来ても埃っぽい。



一体いつまで、こんな状況が続くのであろうか。



土砂運搬船の浮かぶ海原を横目に海岸線沿いの道を進む。

本部港を過ぎて、しばらくすると周囲の風景は一変し、リゾートエリアとなる。


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沖縄の人気スポット「美ら海海洋博物館」がある海洋博公園周辺は、観光客も多い。

我々が目指す温泉施設は、そのお隣。エメラルドビーチに面した「ホテル オリオン モトブ リゾート&スパ」内にある「ジュラ紀温泉 美ら海の湯」だ。

(「ホテル オリオン モトブ リゾート&スパ」ホームページより転載)

地下1,500m、約2億年以上前の地層から湧き出る天然温泉。
湯けむりの先の、海の向こうに伊江島が顔をのぞかせているという、贅沢さ。

眺めの良い浴槽に半ば独占状態で、ゆったりとお湯に浸かる。

滞在すること3時間。KY夫婦、大満足の温泉であった。

ホテルのフロントをリゾート客に混ざり、すまし顔で通過。
颯爽と車に乗り込み、ドアマンに見送られて海洋公園方向へと向かう。

しばらくすると、Yの様子が一変。
やはり、素人判断が良くなかったのか。
回復に向かっていたかに見えた風邪の症状が、ぶり返してしまった。
 
ネットで検索して発見した海洋公園近くの「やんばる海の駅」を今夜の宿泊先にと考えていたので、慌ててナビに住所を打ち込み、「やんばる海の駅」を探す。

しかし、行き着いた先は工事現場。広い敷地の中にビルを建設している最中のようだ。

昨日見たGoogle MAPの情報が古かったらしい。 
(後日、見直したら、「閉館」と記されていた! 遅すぎるわ‼︎)

弱り目に祟り目。マーフィーの法則とは、このことだ。

仕方がないので、これまで利用した駐車場の中で、一番近くにある安心して泊まれる場所に行こうということで、先日訪れたばかりの「今帰仁の駅」まで戻ることに。

今帰仁の駅は、施設の利用者以外にも、地元の方々が駐車場代わりに利用することも多いようではあるが、地域の方々にご迷惑をおかけしないように、そっと駐車させていただく。

停車してすぐに、施設の食料品売り場で食料品を購入。
一応、ここの利用客であることのアピールも忘れずに。

目立たぬよう、怪しまれぬよう、細心の注意を払いながら眠りにつく。

キャンピングカーで日本一周

キャンピングカーで日本一周の旅に出ています。夫婦二人、各地の歴史や文化、暮らし方を学びながら旅しています。

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