今日はフェリーで本土に戻る日。おけさ丸は9時15分、定刻に両津港を出発した。
今回も先頭に待機していた我々アンセイエは、フェリーに一番乗り。心の中でVサインしたのは言うまでもない。
しかし、喜びも束の間、今回は普通旅客を先に乗船させていたため、我々が客席に辿り着いた時には既に先客がおり、2等船室のお目当ての隅のスペースは埋まっていた。
オセロゲームのように、角から攻める事を良しとするKY。ガックリと肩を落とす。
仕方なく、お爺さんは芝刈り、お婆さんは川へ洗濯に、といった具合に、Yは行きと同様に二等席の空きスペースで、毛布を借り受けミノムシのように包まって就寝。
Kはテーブル席へ移動してパソコン作業へ、と二手に別れる。(K)
新潟市からは日本海自動車道を走り、村上瀬波温泉ICで下りて村上市内へ。
村上城址に登って市街を眺めようと思ったが、駐車場が狭く停められなかったので諦める。
スーパーで食材を買い足し、10kmほど先の道の駅 朝日に車を停める。
ここは国道7号沿いの広い道の駅だ。
温泉が併設され、外の水道で水も汲めるし、近くにコンビニが2軒もある。
その上、食堂、またぎの家、日本玩具歴史館、シルクフラワー制作工房、屋内運動場なとが併設されていて、この辺りの地域の活動拠点にもなっているようだ。
⭐️おすすめの道の駅認定⭐️ 道の駅「朝日」
ネットが繋がりにくいのが唯一の難点か。
それにしても、気がつけばもう丸々1ヶ月も走っていない。夕方、久しぶりに道の駅周辺をジョギングすることに。
村上市の市街から道の駅まで国道7号を北上する途中、東側にずっと見えている双耳峰があった。
標高1000mに満たないほどだが、結構目立つ山である。その山を見ながら、高根川の対岸まで走って戻ってくることにする。
さすがにこれだけサボっていると、身体が自分のものではないようだ。
道すがら柿の木が多く、たわわに実をつけているのを見ると、心が和む。
路傍のセイタカアワダチソウが、いつのまにか黄色い花をつけている。
一方、山形では紅かったススキの花は、宮城・福島と旅をして、気がつくと白い種子をつけていた。
色っぽかった芸者が、気がつくと清楚なご婦人になっている感じだ。
30分ほど走ると身体が温まってきて、足が軽くなる。
対向車のハイビームを俯き加減にやり過ごしながら、すでに暗くなった国道7号を最後の追い込み。
1時間15分ほどで10km程度か。スローペースだが久し振りに汗をかいた。(Y)
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