9月15日 横手市→一関市室根町(138km)

今日は土曜日。道の駅「十文字」の施設内広場では、着物姿もバッチリ決まった演歌歌手の男性が歌を披露しているが、観客はなし。 

客席後方では、地元産フルーツの特売が行われており、争奪戦が繰り広げられていた。

トイレは舞台裏手側にあるので、申し訳ないのだけれど、ポーカーフェイスで、歌い手さんの脇をすり抜ける格好となる。

歌い手の方も心得たもので、歌の合間に入れる語りも、舞台ソデに顔を突っ込んだまま、
「本日は、ようこそいらっしゃいました」などと、誰に向けてなのか定かではないが、淡々と語りかけていらっしゃる。

これがリアルな「ザ・営業‼︎」ということか。いやぁ〜、鍛錬されますね。


さて、道の駅では午後から餅つき大会が行われるということで、周囲は慌ただしい雰囲気。

早々に出発準備を整え、道の駅を後にし、車は宮城県の海岸線エリア方面へ。


途中休憩に立ち寄った道の駅「錦秋湖」で、エアサス(エアーサスペンションの略)の空気を少し抜く。

というのも、先日GSで空気を測ったら1.5kpaしかなく、3.5kpaまで増やしてもらったのだが、それ以降、乗り心地が悪くなった気がしていたからだ。

メーカーの説明では、空車時に2.0kpa、定員7人乗車で3.5kpaが適正との話。結構荷物を積んでいるので、最大で入れようと思ったのだが、多過ぎたようだ。

抜くときに使った手持ちの空気入れのバルブがイマイチなので、正確な圧力は不明だが、多分2.5kpaくらいになっていると思う。
路面の細かい凸凹でゴツゴツ感がなくなり、滑らかになって走りやすくなった。「過ぎたるは なお〜」である。


車は更に進み、奥州市水沢に差し掛かった頃、道端に托鉢をしている修行僧を発見。
しばらく行くと、また一人。更にまた、近くの小径にもまた一人。
近寄ってみると……。
人形でした。

ここの近くには大きなお寺がいくつかあるからなのか、その真意は定かではない。 合掌。


山道を抜けると、今度は刈り入れ前の黄金色に輝く田んぼが広がる田園風景に。
畦道では、畦焼きまでいかない程度の草焼きが随所で行われていた。

これは稲刈り前の伝統行事に違いない、とネットで検索するも、大した情報を得られず。病虫駆除にしては早すぎる気もするが……。

これまた、真相は定かではない。


だいぶ辺りも暗くなってきたので、今日は一関市東端、室根町に新しく誕生した道の駅「むろね」にお世話になることに。プチトマトとバナナを買い、どうにか客人となる。

キャンピングカーで日本一周

キャンピングカーで日本一周の旅に出ています。夫婦二人、各地の歴史や文化、暮らし方を学びながら旅しています。

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