今日は、朝9時の開店時間に合わせて「浦添の湯」に行き入浴。
沖縄は湯船に浸からない文化。そのため銭湯や温泉施設というものが数えるほどしかない。
コインシャワーを入れても全島で20箇所あるかどうか。
(他に、ネットカフェのシャワールームを利用するという手もあるらしいが。)
しかも大半の施設は高級ホテルの温泉施設をお借りする形のビジター制で、一回の利用料は2000円〜3000円。
そんな状況下、ここではスポーツジムの温泉施設をビジターとして1200円で利用させて頂ける有難い温泉なのである。しかも、サービスタイムなら格安の620円となる。
というわけで、今日は朝からサービスタイム料金で温泉に入るというわけ。
海水温泉は相変わらず気持ちがいい。
そして、いよいよ本日のメインイベント会場、名護市にある「ゆがふいんホテル」へと向かう。
今日は、これからワンゲルの3年後輩である大田君と18年ぶりに再会するのだ。
彼はこのホテルのレストランで、BGMピアニストとして働いている。
彼のピアノを聴きながら、ランチのビュッフェをご馳走になる。
大学時代、彼は寮生ではなかったが、学生寮にあったグランドピアノを弾きに、よく寮に遊びに来ていた。
キリスト教関係の高校の英語教師だったときは、賛美歌の伴奏もやっていたらしい。
リクエストOKというので、ビリー・ジョエル「オネスティ」を注文。
続けて、「ニューヨークへの想い」、「素顔のままで」とビリージョエルのメドレーとなる。
こちらも場に合うようなリクエストを考えるのが楽しくなり、「ジュピター」や「明日にかける橋」などをリクエスト。
彼は準備している何冊もの楽譜本から、どんな曲でも探し出してくれるので癖になりそうだ。
そうこうしているうちにレストランが満席になったので、我々は頃合いを見て退出。
大田君の家の近くにある「今帰仁(なきじん)の駅そーれ」に駐車し、仕事帰りの彼を待ちぶせし、近くの居酒屋で飲む。
飲み過ぎないようビールだけにして、5時間も飲んでいただろうか(彼は泡盛も2合飲んだ)。
話は自然とワンゲル時代の思い出話になる。
彼も尊敬する先輩として、真っ先にY先輩を挙げた。
いい年した男二人が20年以上も前に亡くなった先輩の話を熱く語るのだから、ちょっと可笑しい。話題は彼の専門であるロシア文学の話や、もちろん音楽の話も。
閉店時間になったので、そのままキャンピングカーの車内で二次会。
安心して泡盛も飲み始めたので酔いが回った。
狭い車内で度々ハグしたり握手したりで盛り上がり、結局夜中の3時過ぎまで飲んでいた。
Kはバンクベットに寝そべり、時折合いの手を入れながら、眼下の喧騒をゆるーく見守っていた。(Y)
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