今日は、近くに「阿蘇農村公園あぴか」という運動施設があったので、移動してジョギング。
立派な陸上競技場に加え、野球やサッカーなどが楽しめる多目的グラウンド、それに弓道場もある。
それらは有料だが、陸上競技場の外側にあるジョギングコース(630m)は自由に走れるので、音楽を聴きながら走り始める。
そのうち、陸上競技場の方に人が集まってきて、社会人クラブだろうか、トラックでトレーニングをやり出した。
三段跳びのフォームで上下に弾むように走ったかと思うと、今度はフルスピードでトラックを1周。
今度はリラックスして軽く流す。
若い人たちの力強いフォームに見とれていたが、慌てて我に返り、こちらは亀のようなペースで再び走り始める。
彼らは1時間ほどで帰ってしまい、残されたのはジョギングコースをのんびり散歩するお年寄りのカップルと自分だけ。
周囲の山々はお盆の縁のような、カルデラ地形の外輪山だ。
阿蘇五山のあたりに目を転じると、一番左端に犬歯を連ねたような険しい山がある。
火山というより、氷河に削られたような鋭さである。
10周で6kmちょっと、20周で12kmちょっと。
そんなことを頭の中で繰り返しながら、辛抱強く30周する。
車に戻って阿蘇カルデラのパンフレットを見ると、このカルデラは東西約18km、南北約25kmある世界有数の規模を持つらしい。
ジョギングコース30周は約19kmなので、阿蘇カルデラの東西の距離に相当することになる。
昨日、阿蘇火山博物館から下ってきた途中で撮った放牧の写真を見返すと、今走った農村公園が、寝転ぶ牛たちのはるか後方に写っていた。
日本には至る所にこうした立派な運動施設がある。利用しない手はない。(Y)
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