4月13日 〜至れり尽せりな道の駅「阿蘇」〜 阿蘇市→山鹿市（66km）

今日は、すっきりと晴れ上った青空。

昨晩は、この道の駅「阿蘇」にお世話になつた。

ここは、JR阿蘇駅に隣接しているという、立地条件の良い道の駅。

朝から、阿蘇登山へと向かう山ガール、山男、キャンパー、観光客と、様々なタイプの利用者で賑わっている。

昨晩停泊していたキャンピングカーは20台ほど。

駐車場に、これほど多くのキャンピングカーが停まっているのは見たことがない。

現在は家族風呂以外の営業は休業中だが、歩いて3分ほどの至近距離に温泉施設もある。

この道の駅の凄いところは、このような水道施設があり、「ご自由にお使いください」と書かれているところ。

さらには、無料の電源供給設備もある。

コンセントは6つほどならんでいるが、夕方にはキャンピングカーが独占してしまう。

我々は、走行充電と太陽光パネルで電力は自給しているので、外部電源は必要ない。

しかし、クーラーや電子レンジ、冷蔵庫やテレビ等を、通常の住宅並みに使用したいというキャンパーの方にとっては、この外部電力が必要となる。

通常そういったスタイルの車中泊を望む方々は、オートキャンプ場などの施設を利用して、有料で電源を使用しなければならないが、ここは無料。

当然、それを聞きつけたキャンピングカーが集まってくる。

さらに、おまけにとして、ここから５分ほど歩けばコンビニもある。

こんな利便性の良い道の駅は、なかなかない。

どうして、ここまでサービスがよいのだろうかと考えたら、熊本地震の際に車中泊をされていた方が多かったことを思い出した。

ひょっとしたら、今なお車中泊を続けられている方もいらっしゃるのかもしれない。

「日本を取り戻す」前に、「日常生活を取り戻さなければならない」人たちが、日本各地にたくさんいらっしゃる。

この現実を、我々は忘れてはならない。