3月12日 Y、海を感じてジャガイモ畑を走るの巻


昨晩から、出水郡長島町に来ている。

寝ている最中に風が強くなり、雨も混じってくる。

天気が気になり予報を見るついでに、長島町についてネットで調べると、この町は風の通り道であり、風が強く風力発電が盛んな町らしい。


風の音に混じってブンブンと唸るような音が聞こえてくるが、これは風車の音というわけだ。

地理的にはほとんど熊本県だが、ここも鹿児島県だ。

天気もいいので、海を見ながら近くを走ってみた。


標識を見ると前方は「牛深」となっているが、天草市の牛深へは道路は繋がっておらず、この先の港からフェリーで渡らなければならない。


坂道ばかりで、運動不足の自分はすぐにへたってしまう。


ハーハー言いながら歩いていると、坂道を下ってきた小学生2人連れに、大声で「ファイト!」と激励されてしまう。



坂を登りきったところには、「元気な あいさつ うれしいな」の標語が待ち構えていた。


左手に曲がって、小さな半島のように出っ張ったところを走る。

このあたりは「小浜崎古墳群」と呼ばれており、小さな古墳が点在しているらしい。

といっても、目に入るのは一面のジャガイモ畑である。


なんでも、ここ長島町はジャガイモの産地として有名で、水はけの良い赤土の土壌で育てられたジャガイモ(にしゆたか)は、「赤土馬鈴薯」というブランドになっている。

どうりで、近くにある道の駅「長島」の愛称が「ポテトハウス」となっている訳だ。

今植わっているジャガイモは、12月頃に植え付けられ、4月頃の収穫と思われる。

関東地方とはかなり違う。

半島地形の台地をざっと一回りして車に戻る。


夕陽が照り返す海面が美しい。(Y)

キャンピングカーで日本一周

キャンピングカーで日本一周の旅に出ています。夫婦二人、各地の歴史や文化、暮らし方を学びながら旅しています。

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