そして、最後に、忘れてならないのが1990年頃廃坑になった炭鉱。
博物館もあり、見学しに向かったのですが、ゲート入り口と建物敷地内に2つあるトイレは、どちらも使用不可。
嫌な予感はしたのですが……。
駐車場では係員のオジさん2人が、何故か私達の車を見るなり、「あそこの砂利の上に止めてくださいね」と言って、一番隅っこのガタボコの土地へと誘導。
一応従ってみたものの、他にも綺麗に整地されたアスファルトの駐車場所が十数台分はあるのに、どうして?サイズだって、普通車サイズだし。とブツブツ文句を言っていたら、次に誘導された普通車は、あっさりと入り口付近の整備された場所へと誘導。呆気にとられて見ていたら、なんとその車は、一旦は停車しかかたものの、何を思ったか、Uターンして駐車場を後にしてしまった。
呆然としていた私達も、なんとなく見学する気が消失してしまい、普通車の後を追うように、博物館を後にしたのでした。
だいたい、立派なトイレ施設があるのに、お客様が利用出来ない施設なんて今時あるんでしょうか。
係員が二人も出てきて、駐車場管理をする時間があるのなら、まず真っ先にすべき事は、トイレの管理清掃なんじゃないですか?
営業センスが問われる一幕でありました。
コンビニの営業努力のあり方を見よ‼︎
こちらも、トイレは借りっぱなしにせず、必ず何か入り用な物を探して購入する。
そうやって世の中は回っていくものじゃ〜ないですか。
私は、今回、この車で日本周遊のデモンストレーション期も含めて、既に100ヶ所ぐらいの国内トイレを見て回りました。
確実に言えるのは、日本は世界に誇る「トイレ文化」を構築した国です。
どこの田舎であっても、目に付く公衆トイレは一新され、匂いもなく、清潔感で溢れています。
もちろん、残念なトイレも全くなかったわけではありません。
海岸の海水浴場など、営利目的ではない場所のいくつかのトイレは、昭和の香りがしました。
でも、夕張です。
経営破綻に追い込まれ、再建努力を重ねているはずの夕張の、公共施設トイレです。
夕張は、確かに、この看板に掲げた目標通り「ツムラ」「シチズン」「マルハニチロ」と大企業の誘致には成功したようです。
ですが、今回の一件で、少し大袈裟かもしれませんが、kは悪しき昭和の名残りを感じとってしまったのでした。
この日は、更に日高まで足を進め、宿営地は 道の駅「樹海ロード日高」でした。
「日高山脈博物館」が隣接され、コンビニ、郵便局、銀行、レストラン、お土産屋さんが併設されているという盛り沢山の道の駅でありました。
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